カカオの産地
ベネズエラ・ブラジル・コスタリカ・エクアドル・ドミニカ共和国・コートジボワール・ガーナ・インドネシア
木にこのカカオポットが20個〜30個できるそうです
ベースビーンズ
フォラステロ種・・・ブラジル・西アフリカなど広く栽培されている。世界の生産量80%〜90%を占める
チョコレートを作る基礎となるカカオ
他に
フレーバービーンズ
クリオロ種・・べにズエラ・メキシコなど。世界生産量の0.5%
トリニタリオ種・・中米・スリランカ・パプアニューギニアなど。世界生産量の10%〜15%
チョコレートの風味は
カカオ豆の種類・配合比率・発酵方法・ロースト方法
さらには乳製品との組み合わせなどによって味付けは無限に広がるそうです
ザ・チョコレートのここで食べ比べ
上がべネズエラ産カカオ・・コク苦カカオ(高温深煎りロースト製法)
下がブラジル トメアスー産カカオ・・香るカカオ(低温浅煎りロースト製法)
手前は深煎りなのでナッツの様な香ばしさ、心地良い苦味とコクを感じます
後ろは食べた瞬間酸味を感じフルーティーな味わい
口どけ比べ
meijiさんのチョコレートの食べ比べ
口どけ順位は
右→左→真中
チョコレートの原料カカオを最初に発見したのが
なんとコロンブスらしいと言われているそうです
ですがコロンブスはカカオに興味なかったと
16世紀初めスペインの軍隊がアステカ国王を征服
元気の出る飲み物、薬のように珍重された
スペイン人フェルナン・コルテスがヨーロッパへ持ち帰る
甘い飲み物へ変わっていく
1847年 イギリス 食べるチョコレートの発明
1876年 スイス ダニエル・ペーターがミルクをブレンド ミルクチョコレートを発見
1879年 スイス ルドルフ・リンツ なめらかな食感を生む工程『コンチェ』を発見
≪日本人初チョコレート≫
支倉常長が伊達正宗の密命でスペインに渡り
日本人初チョコレートを食べたのでないかと言われてます
≪日本にチョコレートを紹介≫
1878年(明治6年)岩倉使節団
岩倉具視・木戸孝允・伊藤博文・大久保利通
フランスリヨンでチョコレート工場を見学
チョコレートを食べた
≪チョコレートの販売≫
1878年風月堂 米津松蔵が、ヨーロッパの菓子職人を雇ってチョコレートの製造を始める
≪工業的なチョコレート生産(大量生産)はいつ始まった≫
1918年(大正7年)・・・森永製菓
1926年(大正15年)・・・明治製菓
楽しい、美味しいセミナーでした。